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ネット上でビジネスを始めようと思うんだけど、フロー型とストック型ビジネスのどちらを選べば良いんだろう?それぞれの良い点と悪い点を知っておきたいな。
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こんな悩みに答えていきます。
私は現在オンラインでトラングリッシュという英会話スクールを一人で5年間運営してきましたが、フロー型とストック型ビジネスの2つを組み合わせて毎月平均で200万円以上売り上げています。
本題に入る前に、フロー型とストック型ビジネスの違いを理解しておきましょう。
ざっくりいうとこんな違いです。
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- フロー型ビジネス・・・1回限りの商品やサービス
- ストック型ビジネス・・・継続的に売れる商品やサービス
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このように言うと、だいたいの人は「毎月安定してお金が入るストック型ビジネスがいい!」と思うかと。
ただ全ての商品やサービスにこのモデルでいくのはちょっとキツいです。
なのでこの2つの強みと弱みを下で詳しく見ていきますね。
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フロー型とストック型ビジネスの強みと弱点
まずはフロー型から見ていきましょう。
強み:メンテナンスの必要がない
フロー型ビジネスのコンテンツは、一度作ってしまえばあとは放置してても売れていきます。例えば私は自分の英語サイトで数千円の教材を販売していますが、一度作ってしまえばあとはネット上にアップしてユーザーが購入してくれます。
ただ、コンテンツを作るときに時代の影響で変わりやすいものは都度内容をアップデートしなければいけません。私の場合は「英和・和英辞書の使い方」という教材を販売しているのですが、辞書の使い方は今も昔も変わりません。なのでこういったコンテンツは基本的にアップデート不要です。
弱点:売上が安定しない
フロー型ビジネスは、一回売ってしまったらそれで終わりです。そのため、毎月売上を上げていくためには常に新規顧客を集めなければいけません。
ただ、私みたいにサイトを運営して毎月安定したアクセスがあればこの悩みは解決されます。ただ、グーグルのアップデートなのでアクセスが激減することもありますので、SEOだけではなくSNSやYoutubeなど、いろいろな媒体から集客できるようにしておいたほうがいいです。
つぎにストック型ビジネスの強みと弱点を見ていきます。
強み:雪だるま式に売上が増えていく
毎月安定した売上を見込めるのはもちろんですが、お客が増えれば増えるほど売上も毎月雪だるま式に増えていきます。例えば僕が運営するトラングリッシュは月額6,000円ですが、初月は10人が会員になったので月60,000円の売上でした。それから毎月10〜20人ほど会員が増えていき、それに伴って売上も増えていきました。
また、2018年に僕のミスでサイトのアクセスが落ちてしまったのですが、それでも会員数はそれほど減らずに売上を安定させることができていました。これもストック型ビジネスならではの強みだと思っています。
これを考えたら、フルコミッション制で毎月ノルマを達成しなければいけない保険の営業マンはすごいなとつくづく思います。
弱点:コンテンツを永遠に追加していかなければならない
毎月や毎年などの継続課金にしたければ、コンテンツはずっとアップデートしていかなければいけません。
例えば僕がサイトで販売している「英和・和英辞書の使い方」を月額課金にしたらどうなるでしょう?
この教材は一回作ってしまったらもう追加するコンテンツがないので、継続課金にしてしまうとユーザーからしたら「コンテンツの内容が変わってないのになんで毎月金を払わなきゃいけないんだ」と不満になることでしょう。
一方、僕が運営するトラングリッシュでは毎週新しいコンテンツを追加しています。例えば英字新聞記事の文法解説や、毎週さまざまなトピックでweb交流会を開催するなどです。
このように、いつも新しいコンテンツをどんどん追加していってるのでスクール生たちは私のサービスを購入し続けてくれています。
フロー型とストック型にそれぞれ適したビジネスモデルを選ぼう
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2つのモデルの良いところと悪いところはわかったけど、私のやりたいビジネスはこの2つのどちらに当てはまるのかな?
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というわけで、ネット上のビジネスでメジャーなものを下記リストに作りました。自分がこれからやりたいビジネスに照らし合わせてみてください。
フロー型ビジネスに適したモデル
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- アフィリエイト
- アドセンス
- マッチングビジネス
- 高額なスクール
- 単発のコンサル
- 自社商品の販売
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それぞれのビジネスモデルを簡単に説明します。
アフィリエイト
要はあなたがオンライン上での営業マンになることです。誰かの商品やサービスを、あなたが自分のブログやSNSなどで宣伝をしてユーザーから商品を買ってもらいます。もしユーザーが商品購入したら、その紹介料としてあなたに支払われます。
アドセンス
グーグルが提供している広告ビジネスです。あなたのブログに広告を張り、ユーザーがクリックしたらその時点であなたに手数料が支払われます。商品を買ってもらって報酬が発生するアフィリエイトと比べてこちらのほうが難易度は低いですが、その代わり報酬は1クリック数十円〜数百円と少なめです。
マッチングビジネス
アフィリエイトと似ていますが、お客を探している人と、商品やサービスを探している人をマッチングさせるモデルをマッチングビジネスと言います。
例えばリクルートなどの人材派遣などがこれにあたります。
仕事を探している人は働ける会社を探していて、逆に会社側は人材を探しています。この間に入って求職者と会社をマッチングさせ、もし雇用が決まったら会社側から紹介料が支払われます。
高額なスクール
例えば私が提供しているEMCというサービスがこれにあたります。1年間私が直に生徒に教えるプログラムであり、1年間30万円で提供しています。毎月の分割払いだと30,000円で、1年で36万円となります。
分割払いだと毎月お金が入るのでストック型ビジネスに見えますが、1年たったら終わりなのでこれはフロー型ビジネスです。
単発のコンサル
最近ネット上で流行っているサービスです。例えばSNSコンサルやWeb集客コンサルなどがこれです。サービスを買ってくれたお客様にどうやってネット上で集客をしたらよいかといったアドバイスを行います。
多くの場合は1回課金であり、コンサル料は30万〜500万までとさまざまです。
自社商品の販売
通販などがこれです。例えば化粧品や食品、洋服、本、電子機器などの販売などです。僕の場合は「辞書の使い方」というオンラインコンテンツの販売です。
ストック型に適したモデル
では次にストック型にしやすいビジネスモデルを紹介します。
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- スクール
- 成果報酬型のコンサル
- 継続課金型のコンサル
- 商品やサービス
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スクール
低額で提供しているスクールは継続課金のところが多いです。例えば僕の運営するトラングリッシュなどです。
成果報酬型のコンサル
成果報酬型のコンサルがこれにあたります。例えば私が英語学習サイトを作るときはWeb集客のコンサルをお願いしてました。そしてトラングリッシュから売り上がった分の20%をそのコンサルタントに成果報酬という形で支払いをしていました。
継続課金型のコンサル
毎月支払うことで受けられるコンサルもあります。
例えば私の場合、トラングリッシュはもともと個人向けでしたが、法人会員を得るためにいろいろな大手企業の役員を紹介してもらうという月30万円のコンサルサービスを頼んでいました。
他にも、ネット広告代理店などもここに当てはまります。
私の英語学習サイトは基本的にSEO対策をしているのでグーグルなどからの検索による流入が多かったのですが、代理店に頼んだこともあります。この場合は毎月希望する広告運用額のうちの20%を代理店に支払っていました。
継続課金の商品やサービス
化粧品や食品の定期配送、Apple社が提供している音楽聴き放題のサービス、映画が見放題のNetflixというサービスなどです。
以上です。それぞれのビジネスモデルをざっくりと説明しました。
あとは自分がどんな商品やサービスを売りたいかを考え、上のビジネスモデルと照らし合わせてみてください。
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